「多摩市犯罪のない安全なまちづくり条例」A 多摩市議会議員 向井かおり
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2008 年 9 月 20 日    
「多摩市犯罪のない安全なまちづくり条例」A

「多摩市犯罪のない安全なまちづくり条例」は、9月10日、18日の二度にわたって総務常任委員会で審査され、4対2で可決されました。遅くなりましたが、お知らせします。もう既に他の議員の方々がHP等で報告をしていますから、私の目から見たということで…。

18日の総務常任委員会での可否は以下の通り。
否決
・佐久間委員(改革ゆいの会) 
・板橋委員(共産)
ともに防犯カメラ等、市民相互の監視を助長し市民社会を萎縮させる
板橋さんは「市内の交番も駐在所も留守だらけ。警察こそ適正な人員配置でしっかりやれ。学校に防犯カメラはあっても、それを見てくれる人の配置はすぐ止めた。市は、市民をあおっておきながら、自らはやることをやっていない。」

可決
・篠塚委員(民主)
「この内容では、犯罪のない安全なまちづくりと言うのは難しい。せいぜい防犯活動推進条例では?民主のあとの二人(岩永さん、遠藤さん)は、そもそもこの条例自体が必要ないと言っている。」→お二人の意見はそれぞれのHPでどうぞ。

・安藤委員(公明)
「犯罪の起こる社会的背景に全く触れておらず、この程度なら防犯活動推進条例でいい。悪意はなくとも行き過ぎた防犯意識の高揚が、人権侵害につながる可能性もある。なぜこの条例を定めるのかや、市民が不利益を被らないという担保を明記し、市民全体に理解されるより良い条例に練り直そう。前文あるいは付帯決議も検討すべき。」

・白田委員(あおぞら)
「この条例案でいい。」

・藤原忠彦委員(自民・議長)
「これでいい。とにかく早く決めよう。」

10日の委員会では、決着を急ぐ藤原忠彦委員を押し切って継続になったものの、次が18日というのは極めて異例。議会事務局長は盛んに「条例は議会をまたぐものではない」と、とにかく急がせました。ただ、すっかり水面下に潜ったかのような調整でしたが、18日の委員会での意見交換は思わぬ果実。議員同士が条文ごとに意見を交わしたり、「議長はどうしてこれでいいのか?議論する議会はどうした?」と指名で聴いたり(ちなみに議長は聞えないふり)、安藤委員のイレギュラーの提案は、なるほど議会改革委員長!かも。ともあれ、3時から7時半に及んだ委員会は、最終的に別室で調整付帯決議案を正副委員長が考えて提示するところに着地しました。市長提案を通すのが自公の仕事と思っていましたが、一人でも多くの理解を得て通したいからこその、こういう粘り方もあるんだなぁ…と、安藤さんを見ながら考えさせられました。最終日、委員長報告への挙手が注目されます。

朝から2時までが議会改革特別委員会、そして3時から7時半までの総務常任委員会…傍聴者の中には「何でこんなことでいつまでももめるんだ!」と痺れをきらせてお帰りになった方もいましたが、この日のような議員間討議こそ、もっと行うべき。ただ一人最後まで傍聴した男性は、「いい勉強になった」とおっしゃいました。




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