人や企業が元気になる税金のつかい方を 多摩市議会議員 向井かおり
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2007 年 8 月 30 日    
人や企業が元気になる税金のつかい方を

文教委員会の視察で(委員ではないがお願いして入れてもらった)改修工事を終えた南野給食センター、ネットの福祉部会で山王下の東京グリーンシステムズの見学に行きました。

南野給食センターは約七億をかけて改修、厨房機器や食器なども揃え、いよいよ9月から本格稼動します。今までの3センターを統合で2センターにし、衛生管理もグレードアップ。また改修によって、食器の洗浄・保管による職員の負担も何とかクリア、念願の強化磁器食器がようやく登場です。さて、このセンターは消滅型生ごみ処理機で残さいを施設内で処理、不思議ですが「生ごみがなくなってしまう!」のです(詳しいしくみは武内よしえのページでどうぞ)。ごみ減量待ったなしの多摩市の、新しい試みですね。センター統合により市の職員は60名から56名へ、都職(栄養士)が1名から3名、臨時職員は8名から5名へと変わります。

出資と税の免除で市は職場と緑の確保…どちらにも益?
一方、グリーンシステムズは(株)CSKホールディングスと多摩市・東京都が6:2:2で出資、設立した「重度障がい者雇用モデル事業」です。多摩市は2000万の出資、また企業誘致策として10年間の固定資産税を免除しています(8600坪)。データ入力、WEB作成他、太陽光を使った温室で胡蝶蘭の栽培、庭・農園の管理など仕事が多岐にわたるので、障がいをもつ人が自分にあった仕事を選べますね。現在は約100人の従業員のうち重度を含む62人が就労、多摩市民は23人です。敷地内には小型の胡蝶蘭などを販売する花屋さんと、見晴らしのいいイタリアンレストランがあり、お散歩がてらのランチ、お勧めです。

市民による、市民のための、落合の「ふらっと麻の葉」
さて、最後は落合の「ふらっと麻の葉」。商店街の一角でデイサービスをしている麻の葉の、なんと2号店!です。こちらは「地域のたまり場」として誰でも気軽に入っておしゃべりすることが目的なので、食事サービスは週一回だけ。開けっ放しの入り口をはさんで笑い声が行き来していました。こちらは市民事業で、補助金も出ていませんが、「商店街の空き店舗を利用しやすくしてNPOに使わせて」と新井美沙子さんや原田恭子さんが訴えた成果か、福祉や子育てのNPOに、公団は家賃をささやかながらおまけしています。高齢者が出かけてみようと思える場所づくりは、引きこもりを防ぎ、同時に独居老人の様子を知ることにもつながるので、こうした事業は多摩市には欠かせないものでしょう。

7億の給食センター、2000万のグリーンシステムズ、そしてふらっと麻の葉をまわりながら税金の使われ方を考え、そして、コミュニティーを豊かにするという、数字では計れない事業を続けている人々の顔を思い浮かべながらの帰途でした。


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