部活動は、子どもたちの小さな社会 多摩市議会議員 向井かおり
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2007 年 3 月 12 日    
部活動は、子どもたちの小さな社会
〜自治する機会を学校に!〜
先日お会いした女性から、「どうして中学は部活動ができなくなっていくんですか?」と聞かれました。私も、自分の子が中学生の時(5、6年前)に感じたことです。

部活…生徒が自治する小さな社会
私が学生の頃は、明らかに、授業よりも、部活があるから学校に来ている人がたくさんいました。振り返れば、部長だの部費の徴収だの、子どもが大人の組織を真似ているみたいで何だかくすぐったいけれど、当事者たちは真剣でしたよね。自分たちで練習のメニューを考えたり、新人のフォロー、部費の値上げの検討や、試合の手配、そうそう合宿は一大イベントでした(うわーっ、なつかしい!)。

「居場所」は自分たちで仕切ってこそ!
部活動が減少しているのは、主に、顧問の引受け手がいない、子どもが集まらないからだと、当時、学校から説明されました。ですが、当時のPTAで生徒への聞き取り調査をしたところ、塾で忙しいながらも、多くの生徒がスポーツをはじめとして、みんなで何かしたいと答えました。学校や市の教育委員会にもそのことを伝えましたが、これからの時代は部活動ではなく、校区を超えた「放課後の子どもたちの居場所」を地域で創っていってほしいとの返事でした。  しかし、この時期に自分たちで「仕切る」ことを学べるとしたら、他のどこでもない学校です。学級運営は担任の手に、学校運営は校長の手に、クラブチームも塾も、今の子供たちはどこへ行っても、大人の用意した枠に入ることの連続です。
一人ひとりが考え議論してみんなで決める、一緒に頑張って喜びを分かち合う…こういったことを子どもたちが体験する機会は、どんどん減ってきています。

義務教育は社会に出て行く第一歩!
生活者ネットワークは、子どもたちが主体性を持って学ぶ学校であるために、学校運営に「生徒」と、その一番近いところにいる「先生」の声を取り入れることを提案しています。また、授業や部活動、行事など学校生活を通じて、子どもたちが社会性を身に付けるのをバックアップするためには、先生や地域の人といった、校内の大人の増員も不可欠です。学び、考え、「やったぁ!」の声がはじけるような学校であるために、地域みんなで考えたいものです。

写真は永山3丁目から見た夕暮れ。部活といえば夕暮れですね。


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